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同じことを続けていると、知らない間に繰り返しになっているという指摘を受けた。写真のことなのだが、言われてみれば何をするのも同じで、仕事でも何でも新しいことをするのは難しい。意識をしないと自分の殻は破れないらしい。結構難しそうだ。
新しいことというのは難しくて、簡単には思いつかないから新しい訳で、すぐにはできない。反対に簡単なのは、様式だけ真似することで、マンネリの語源のマンネリズムやマニエリズムは同じことを繰り返すのではなく、美術用語では様式や形式を重んじて製作することで同じことをするという直接の意味ではない。でも、新しさやクリエイティビティがなくて様式だけにこだわると製作は楽だが新しいものは何もない。これは、現在の多くのアーティストに当てはまるが、誰々風の作風を取り入れることは多い。
そういう意味で、自分が一回気にいった偶然を同じように繰り返すことは形式に取り込まれて新しいことを考えなくなっているということなのだろう。自分的には同じような作品を継続的作ろうとしているだけなのだが、別の見方では同じことを繰り返して新しいことに挑戦していないというように見えるようだ。では、どうすれば良いのか今は分からない。することの幅を広げるということなのだろうが、その幅は自分で見つけるのは難しくて出来そうにない。
またしても週末にかけて突発的な出来事があり忙しくなってしまい、かろうじてフィルム現像9本できただけで、美術館もギャラリーもなし。