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西安のイスラム街の続き。イスラム教の地域だから羊肉が多く、あるいは羊肉しか売っていないかもしれない。多分、豚肉は売られていない筈だ。
屋根のついた狭い通りは雑貨関係の店が多く、イスラム教の寺の正門に続く道で観光客が必ず通るので、店の呼び込みも盛んだ。門前市ということか。
震災以来、景気はますます悪化していることは肌で感じられるが、昨日話した友人によれば、彼は中国でテレビを作って日本で売っているのだが、売れ行きは最低だそうだ。
因みにテレビを作っているのは、テレビの製造会社のモデルを選んで彼のブランドをつけたものを買っているという意味で、所謂OEMだ。そのような製造会社は日本の電機会社とは桁違いの製造数でテレビを作って世界に売っているので価格競争力は驚くほど高いそうだ。それでも苦戦中ということで、日本人が震災を受けた今後の見通しに不安があり不要不急の支出を避けているということなのだろう。
今日は夏日らしいが朝の散歩はまだまだ気温も低く爽やかだ。