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ツアーのバスではなく、路線バスで 肇興に到着。町に入って数分のメインの通りの真ん中でバスが止まる。鼓楼が見えている。洞族の村だが、ここが面白いのは、五つの村が一カ所に固まっていること。なので、一体化した集落だが、鼓楼が五カ所にある。
もう一つ、印象に残っているのはメインの通りと平行して川が村を貫いて流れていること。この川の景色と古い建物が非常に印象的だ。田畑に囲まれた景色はまるで古い日本をみているようだった。
中国にいる間に、たくさんの場所を訪ねた訳ではなく行っていない場所が多いので、何とも言えないが、少なくとも行った場所の中でもう一度行きたいのが、この村だ。日本から行くとすれば、桂林に入って、そこからバスで半日くらいでいけるだろうか。いつかもう一度行ってみたい。
また行きたいと思ってもなかなかいけないのが常。昨夜もちょっとした会合があったので、その帰りに久しぶりに寄ってみようと思いついて、ある場所に行ったのだが、昨夜は早く閉店していた。電気もついていたのでつぶれたということではなく、「今夜は早めに閉店します」という紙がドアに貼ってあった。だから、行きたいと思っても物理的な距離ではなく、タイミングや理由がいくつもあって、うまくいかないものだ。なので 肇興にもう一度行きたくてもどうなるだろう。観光地が激しく進んでいるようなので、行けたとしても、もう同じ肇興では無くなっているかもしれない。
この項、当分続ける