カレル橋

by elmarit

暑い土日だったが暗室三昧。テレビの前もPCも前にも座ることなくプリント。結局土日の食事と睡眠以外のほとんどの時間をプリントに費やした。今回はバライタだけで焼いたので、洗浄や乾燥に一苦労。でも出来上がると黒の深みに感動する。引伸ばし機のMとYのダイヤルをいろいろ試したので、真っ黒や真っ白のプリントになったので、印画紙を小さく切ってテストピースを作ってテストを繰り返したので時間がかかったのだ。

土曜日に焼いたプリントは日曜日にドライマウントプレスを使って平らにした。RC紙というレジンでコートしてある紙は、要はプラスチックのようなものだから、洗って乾燥しても、しわもないし曲がってもいない。しかし、バライタ紙は間違えて洗濯機に入れた紙のように曲がって皺だらけ。これをズボンプレッサーのようなもので熱を加えながら平らにする作業が必要だ。結果はなかなか感動的。

でもクーラーもないガレージ暗室で汗びっしょり。時々クーラーのある部屋に戻ってTシャツを着替えてとやっていたが、何枚も着替えたTシャツは汗で重いほど。さすがに疲れた。

写真はプラハで最も有名なカレル橋。橋の両側は聖人の像が飾られている。旅行に持って行って読んだ
プラハを歩く (岩波新書) 田中 充子氏 よれば、広場とは像に囲まれた場所のことであって建物に囲まれた場所ではないということだ。なので、ローマなどの広場の周辺には必ず像があり、その像が彫られた壁を支えるために建物があると書かれていた。本当かなとも思うが、なので著者は、聖人の像で囲まれたカレル橋も広場だと言っている。昼間は一度だけしか行かなかったが大道芸人などがいて、人が集まって広場そのものだ。あまりの人ごみに最初の日に行ったきりで、その後は早朝に散歩したきりだ。

この新書は建築の博物館と言われるプラハの歴史と建築の話が書かれていて面白かった。思いだそうとすると良く分からないことが多いので、もう手元にないのだがもう一度手に入れようかと思う。

暑い7月も今週までだが、まだ8月がやってくる。

プラハを歩く (岩波新書)

プラハを歩く (岩波新書)

  • 作者: 田中 充子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/11

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