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雲南から帰った次の週末は疲れていた。だから、完全休養のつもりで、時々行く本のたくさん置いてあるカフェに出かけた。ゆっくりと本でも読んでと思っていたら、1週間におよぶ作家やライターを招いたイベントの初日のために、土曜日の昼前にもかかわらず大混雑。ランチを食べてすぐに退散する。それで帰ろうかとも思ったが、あまりにも良い天気なのでカメラもカバンに入っていたので大山子の芸術区まで出かける。
大山子798芸術区は市内と空港の中間辺りにあるギャラリーがたくさん集まった街。昔は人民解放軍が旧ソ連や旧東ドイツに貸し出していた工場地帯だが、多くはすでに使われなくなっている。と言っても工場が完全にないかといえば、いくつかの工場はまだ稼動しているようだ。
ただ、現在ではほとんどの工場の建物は設備や装置が残ったまま、ギャラリーに使われている。ギャラリーが集まったので観光客が集まり、それを目当てのレストランやカフェ、土産物屋などが店を出している。
前は原っぱにただ置かれていた機関車が周りに囲いが出来て、駅のような建物も隣に造られて、より展示用ですという雰囲気が出ていた。 それと新しく751区がファッション区としてファッション関係の会社などを集めるようになったと雑誌で読んでいたが、751のサインも登場している。
という訳で土曜日の午後はギャラリーをのぞいたり写真を撮ってすごした。
この項続く 今日からしばらく東京