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昨日は夕方、北京市朝陽区の女性が鳥インフルエンザで死亡というニュースが入って、かなり驚いた。まさに私の生活圏だ。数年前から大流行が予想されているが、それが今年かと少し怖くなった。
最近は写真は食事帰りが中心。この南鑼鼓巷(ナン・ルオ・グー・シャン)も前は週末に散歩に出かけたが、今はなかなか散歩という気分の日も少なくなった。南鑼鼓巷は故宮のやや北の北京の中心部にある。少し西にある后海(ホウ・ハイ)と並んで観光地だ。レストランやバー、雑貨店などが軒を連ねる。
南鑼鼓巷もこの季節は人通りが少なく閑散とした感じがする。バーなどに入っても、やはり夏場の混雑ではなくポツリポツリというほどの客だ。これは寒い夜ということが最大の原因だが、クリスマスから春節にかけて、北京に滞在する外国人が国外に行っているとか、経済減速を受けて、企業が人を減らしているのかと余計なことを考えていた。
これ加えてに鳥インフルエンザの流行が重なれば、北京の外国人人口は大きく減るだろう。最高気温が0度前後、最低がマイナス10度前後の毎日なので、夜はかなり寒い。カメラを持つ手が冷たくなるので、食事をして暖まっていてもしばらくすると、店で暖まりたくなる。
夏場の週末の人出からは想像できないほど空いている。この通りにもレストランはたくさんあるので、そういう店に行く人が通るのか、単なる散歩に来ている人は少ないと思う。それに写真を撮ったのは、すでに10時頃のことなので、早い時間はどうだろうか。遅い時間でも観光客相手のこの通りの店はたいてい開いている。
この項続く