昨日も引き続き、鳥インフルエンザで話題が独占される。会社で説明会があったりよその会社から聞いたり、新しいことをいくつか知った。日本は鳥インフルエンザの発生に対して押さえ込みに成功し、一般的には日本には鳥インフルエンザのウイルスはいない。
中国やインドネシア、エジプトなどたくさんの国では鳥インフルエンザの押さえ込みに失敗して、ウイルスが常にある状態。豚には人間のインフルエンザが移るので、鳥インフルエンザが豚に移り、豚の中で人から人に移る新型インフルエンザに突然変異する可能性が指摘されている。インドネシアやエジプトなどには豚はいないので、豚がたくさんいて鳥インフルエンザのウイルスがいる中国で起こる可能性が高いと言われている。
鳥インフルエンザは感染力も強いが、毒性も強く、感染すると年齢に関係なく死亡する可能性が高い。むしろ若くて免疫力が高いほど毒性が強くなるので、若いからと安心はできない。日本政府は、人から人へ感染する段階(フェーズ4)が宣言される直前に日本に避難することをアドバイスしている。
当面異常事態の発生に備えて、2週間分程度の食料、水などの備蓄をアドバイスしている。さらに、フェーズ4宣言による脱出に備えて、パスポート、現金、クレジットカード、保険証など手元に置くように求めている。私が働く会社でも、フェーズ4直前に家族が帰国、フェーズ4が宣言された場合には業務の状況も考慮するが基本的には帰国というガイドラインができた。
ただし、フェーズ4が宣言されると死亡者の出た都市からの直行便は自粛するよう、日本政府は各航空会社に要請するそうなので、簡単に帰国できるかどうか分からない。だから日本政府はフェーズ4宣言の直前に帰国することを求めているようだ。そのため会社の対応としては中国各地から日本への帰国も検討するということになった。
5日に死亡した女性の接触した百数十人の人の調査結果が来週辺りにでるので、それが一つのめどとなりそうだ。
南鑼鼓巷の続きだが、気分が乗らないので簡単に。通りの真ん中に中央演劇学院という学校があるためか、カフェやバーなど映画や演劇をテーマとしていたり、イベントのポスターが貼られている店が多い。中央演劇学院にはチャン・ツイーなど有名な映画スターが通っていた学校だそうだ。
左のおでんのようなもので、この季節にはどこでも見かける。右のストローが刺さっているのは関係なくみんなが飲んでいるヨーグルト。
通りの北の方には高級そうなホテルもある。16mmというからには映画のバーのようだ。
この通りは車が入れないので、帰りは北か南の端の大通りまで行ってタクシーを拾うしか方法がない。
週末には「引き籠もり」(政府の文書でもこの言葉で表現)に備えて食料の買い出しに行かなければ。