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先日、北京の秋の澄んだ空について書いたが、今週の火曜日と水曜日はもやの日だった。二日間、もやは晴れず、ずっとグレーのペールの底に沈んだままだった。
曇っている訳でないので、太陽がもやのベールの向こうに赤く見えている。
大気汚染ともやの関係があるのかどうかは私は知らない。ただ、すっきりと晴れている日も多いので、大気汚染だけの理由でもやのように遠くが見通せないということではないと思う。
それにしてもこういう日は気分まで沈む。
今週はもやの日だったが、ごくまれに霧の日もある。調べてみると、霧と靄(もや)の違いは視界が1kmあるかどうかで霧と靄(もや)わけるそうだ。北京では視界が1km以下という日は案外すくないので、靄の日が多い。
水曜日の夜に雨が降り、気温が下がった。昨日今日と最低気温は2度まで下がっている。でも、風が強いもののすっきりと晴れた青空になっており、金曜日の今日も青空に朝日がきれいだ。