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中国では同業の店が集まったビルが一般的だ。撮影機材城や眼鏡城、家具城などたくさんの城がある。城と言っても日本の城の意味はなく、城市で町の意味だからマーケットというような意味なのだろう。(間違ってます?)
国貿の南の潘家園の少し南に 古玩城というビルがある。正確に言うといくつかそういうビルが集まっているエリアがある。古玩はアンティークなのでアンティーク・ショップの集合体だろう。
大きなビルでたくさんの小さな店が入っている。
中国では基本的に貴重な文化遺産は国外には持ち出せない。だからこういう場所で売っている物は貴重で無かったり、本物でないということのようだ。
店の側から言っても、文化的に貴重なアンティークはそうたくさん在庫がある訳ではないので、それを正直に売っていたらすぐに商売が終わってしまう。だから、ニセモノでないにせよ、そう貴重でないものやそう古くないものを混ぜて売らなければいけないという事情がある。
私は買い物に来ているのではなく、野次馬としてビルの中を見学しているだけなので、売っている物が本物かニセモノかはどちらでも良い。元よりどちらも買う気がない。
このようなビルが成立するのだから、外国人や中国人でここに買い物に来る人が多いということだろう。それにしてもすごい数の骨董屋だ。
週末にも関わらず客はほとんど入っていない。
写真を撮っただけなので値段がいくらかも分からない。
きっといい物でそれなりの価値があり値段がするのだろう。
それにしても客を見かけない。
巨大な鼎が目印
巨大なビルだが、ここで掘り出し物はないということだ。きっと 潘家園の外の方に座っているおじさんが持っている物は万に一つくらい本物があるかもしれない。