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朝目が覚めて、朝食前の散歩に出かけたら、もう6時半を回っていたのにちょうど夜明けだった。中国は大きいな国だが国内に時差はなく、普段から西に住む人は冬は真っ暗な内に出勤するのだろうと思っていたが、行ったあたりでも北京よりも1時間はど夜明けが遅いように感じた。 そのおかげで砂漠から上がる太陽を見ることができた。
太陽が完全に地平線から離れた。
湿地帯の野鴨も早起きで朝から一生懸命食事中だった。
湿地帯から砂漠の方に歩いていくと、遠くに駱駝がいるのが見えた。
近づくと、人が何頭もの駱駝を追っている。駱駝は一列でゆっくりと着いて歩いていく。見ていると湿地帯へ草を食べさせるために向かっていた。
十頭あまりの駱駝が長い長い列になってゆっくりと通り過ぎていく。
朝食を済ませて、駱駝に乗って砂漠の奥まで出かけた。
砂漠の奥にはやはり大きな湿地帯があり、その周りを広大な砂漠が取り巻いている。
砂漠を歩き続ける。
風は強くなく、前の日より砂は飛ばない。
砂丘と砂丘の間の低いところに少しだけ草が生えていたりする。
足跡があったので駱駝かと思っていたら、放牧されている馬(ロバ?)のようだった。無心にほんの少しの草を食んでいる。
駱駝に乗った観光客がやってくる。
午後まで砂漠を堪能して、またジープと軍用トラックに乗って砂漠を出て、そこからまたバスで空港まで3時間弱。夜の飛行機で北京に戻った。
今日から国慶節の休み。