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7月に出かけた鶏鳴駅の別写真。鶏鳴駅は北京から3時間ほど離れた河北省にある。
「元」の時代にフビライ汗がチンギス汗の時代からあった中継所を道の駅として整備したそうだ。騎馬民族だった元はモンゴルや西方の領土との連絡などのために、馬の交換や宿泊のための道の駅を各地に整備していた。
明の時代になって、騎馬民族の侵略を恐れ、町の周りに高い城壁が築かれたそうだ。鶏鳴駅は、幾つか残されている道の駅の中で、現在最も保存状態が良いそうだ。
東西に2つの城門がありこちらは西門。西側の城壁は、荒れ果てており修復待ち。かなりの費用がかかるので修復されるのはまだまだ時間がかかりそうだ。
最近はテレビや映画の撮影のロケ地として人気があり、何度も登場しているらしい。
城壁はたった400年程度だが、村そのものはジンギス汗まで遡れるという雰囲気を味わって帰ってきた。7月の末の暑い時期だったので、もう一度涼しくなってから出かけたいと思っている。
昨日は女子のサッカーとソフトボールの応援。テレビの前で声を出してしまった。どちらも素晴らしかった。良かった。良かった。