南新倉　皇帝の食料倉庫

毎日、３０度の気温となり夏が続いている。さすがに夜は気温も下がり過ごしやすいが昼間の暑さはつらい。しかも、この数日、中関村や大山子など遠くまでタクシーで出かけて冷房のないタクシーに乗ってしまい、片道１時間弱も暑い中、運転の下手なタクシーに揺られて疲れた。

四川大地震の犠牲者も５万人を超えてしまい、不明の３万人弱と合わせて、犠牲者が８万人になる大災害となってしまった。治療を必要とする人も多いようなので、日本の医療チームの活躍を期待したい。

昼に会食があり、南新倉（シン・ナン・ツアン）に出かけた。南新倉は皇帝の食料の倉があった場所だそうだが、再開発されてオフィスビルとレストラン街になっている。

古い倉庫も修理されて保存されている。正面は高層のオフィスビル。

ここに大董烤鴨店の２号店があり、今回の食事の場所はここ。

ビルの谷間に古い食料倉庫が保存されており、なかなか趣がある。

レストラン街はこの奥で、良く行く、台湾料理の「飯前飯后」もここにある。レストランは、古い建物のレプリカのようだが、入り口の劇場も併設されたここ「皇家糧倉」は、本物を改築して使っているようだ。

ここでは、京劇の原型という「昆曲」という古い演劇をいつも上演している。なかでも有名な「牡丹亭」が演目になっている。一度別の場所で一部を見たが、言葉が古くて中国の方でも分からないとのことで、字幕付きの上演だった。

大董烤鴨店の北京ダックを昼間から食べたのは初めてだったが、北京ダックも美味しいが他の料理もいつもどおり満足。ここは、そばの二環路（第二環状高速路）から東四十条の交差点を見たところ。