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様々な石のショーケース
日本人で石を集めるのが趣味の人もいるが、中国人は全般的に石が好きに見える。日本人でもいるが手首に石の数珠のようなものをしている人が良くいる。魔除けだったり縁起だったりするそうだ。身につけるもの以外にも多くの石が売られている。それも本当にどこに行っても売られている。道ばたから高級なデパートまでだ。値段も何元から何十万元とある。
なぜこんなに中国人が石が好きなのか考えてみたが、分からない。思いついたのは、単純にいろいろな貴石が大量にとれるから。つまり昔からいろいろな珍しい石があちこちで取れてまわりに珍しいだろうと行って見せて回っていると、金持ちや身分の高い人がそれを買い取る。そのうち、そういう石を持っていることが金持ちや身分の高いことの証になってしまった。だから、金持ちになりたい中国人も競って石を所有するようになった。間違っているかもしれないが、これが私が考えた石信仰の始まり。どなたか本当のところを教えてください。
翡翠などは大量にとれるのかどこでも売っている。いつか見た翡翠の置物は緑の部分と白い部分を使って白菜の実物大になっていて笑ってしまった。
翡翠の置物 26万元
以下は石では無いが、面白いので。
象牙の彫り物 24万元
漆の皿 6万元
木彫りの鷲 25万元
上の写真はすべて、王府井の入り口の「工美大シャ」という工芸品やお土産物を売っているデパートで撮影。