中国の砂糖消費量とフェルメール

by Shogo

砂糖入りウーロン茶、緑茶

昨夜、妻と中国人の甘いもの好きの話をして、お茶に角砂糖を入れて

甘くしてしまったことなど説明した。ランチにポットのお茶を頼んだら

聞きもしないで(親切で)砂糖を入れてくれたのである。聞くと、そのお茶、

菊茶には普通砂糖を入れるそうではあるが、私は食事の際には甘いものは

飲めないから困った。サントリーのウーロン茶とか緑茶も売られているが

無糖と砂糖入りがあって、初めて訪問先で砂糖入りのウーロン茶を

出されて一口飲んで絶句した。不思議な味だった。その後、コンビニでも

お茶を買う際には注意しているが、無糖はなかなか見つけられない。

それやこれを考えると中国の砂糖の消費量は膨大であろう。日本では

コーヒー用の砂糖が30gくらいから今は6gくらいまで少量になり、

ダイエットブームで甘いものが避けられたり、「あんまり甘くなくておいしい」

という表現がデザートのほめ言葉に使われたりする。統計データは、

分らないが圧倒的に中国で消費される砂糖は多いはずだ。

プレーン・ヨーグルト

ヨーグルトも同じで、三元、蒙牛や伊利といった大手の乳業メーカーが

様々なヨーグルトを販売しているがプレーンはない。

中国にはプレーン・ヨーグルトが無いということを言ったら、妻は、自分で

プレーン・ヨーグルトを作れるというのである。早速、ネットで調べて、

ふじっこのカスピ海ヨーグルトの種を銀座三越まで買いに出かけた。

中国に戻ったら早速挑戦してみるつもり。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

銀座まで行くなら、気になっていた国立新美術館のフェルメールも

見ることにして、牛乳つながりと納得した。多分、子供の頃に最初に見たフェルメール。

もちろん、印刷物だ。今週、ワシントンでみた絵もそうだし、

どんな絵でも同じだが、印刷で見ている印象と

ずいぶん違う。光の輝きとか表情が感じられる。「牛乳を注ぐ女」の

右の白い壁の白さのコントラストが思ったより強く、やや不自然な

印象も受ける。左のパンやかごなどの存在と右の何もない壁との

対比がよけいに右の壁の印象を強くする。ほかの絵でもよく出てくる

絵中絵もカーテンもないただの壁。左の窓から差し込む光が

印象的な絵だ。

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