先週、北京の靄と霧について書いたので、青空も書かないと北京の空に不公平なので今週は青空について。先週は火曜日と水曜日が靄(もや)の日で薄暗い日だったが、水曜日の夜の雨の後は毎日、青空が続いていた。このような空については日本のメディアでは報じられない。日本のメディアが取り上げるのは先週の靄(もや)に日のような写真だ。日本でメディアを見ていると、北京は毎日、スモッグで暗いと考えると思う。実際、私もそうだった。実際、季節によっては霧、靄(もや)、あるいはスモッグかもしれないガスが出て、毎日、暗い日が続くことも多い。
写真は外観は完成しているCCTVのビル。
昨日の今週火曜日は午後から雲が出たが、それまでの5日間は写真のような真っ青な青空が続いていた。 北京の空は、真っ青な青空か、霧か靄の日のどちらかが多く、空に雲が浮かんで流れて行くというような空はあまり見ない。
晴れていて、靄も出ていないので郊外の山が毎日きれいに見えていた。
靄や霧が出ないと、北京の降水量は東京の3分の1程度なので晴れることが多い。しかも雨が降っても、その雨は多くは夏の夕立で、一度に大量に降るので、その時を除けば傘が必要なことは少ない。
東京の3分の1の降水量でも、華北地方では多い方で、それには北京の周辺の山に囲まれた地形が影響しているそうだ。このため、北京の地は古くより、町が出来て、交通の要所だったと本に書かれている。
今年は異常気象で雨が多い。夏に飛行機から北京周辺を見ても昨年までの赤茶けた景色ではなく、緑っぽく見えた。このため、この夏は例年に比べて蚊が多いという余計なおまけ付きだった。
郊外の山とテレビ塔が見えている。
オリンピックのために9月20日まで車の使用が50%の削減、周辺の工場も操業停止だったが、8月中は毎日、霧、靄、ガスのためにすっきり晴れた日は数日しかなかったが、9月に入ってからは青空の日が多かった。10月11日から、また車の使用制限(20%削減)が始まっているが、それと関係なく10日以前から、10月も青空の日が多い。(10月7日まで国慶節のため旅行中だったが、そう聞いている)
素人が空を見ての感想なので、青空の空気が本当にきれいなのか、汚染物質だらけなのか良くは知らない。ただ、空が青い日が続いていることだけを報告する。
水曜日の今日は、昨日の午後と同じく、霧や靄は出ていなく、遠くまで見えるが、曇っている。天気予報によると、最低気温3度、最高気温15度、曇りということだ。だんだん冬が近づいている。