AmazonがアメリカでHalo Riseと言う目覚まし時計型の睡眠トラッカーを発売した。日本のサイトで調べてみると、日本ではまだ発売になっていないようだ。日本では今後も発売ならないかもしれない。
Halo Riseは140ドルをする目覚まし時計で、モーションセンサーを使って睡眠を調べる機能が付いている。目覚まし時計としては、音と光を使って起こす機能がある。
睡眠トラッカーは、すでに様々な商品が市場に溢れており、精度が低いと思われる目覚まし時計型の睡眠トラッカーを発売するのはおかしいと思ったら、FitbitはGoogleで、Apple WatchはAppleだから、Amazonは睡眠トラッカーの自社商品を持ちたいのだと気がついた。睡眠という注目の市場に参入したいのだろう。
睡眠トラッカーは、大きく分けて、体に装着する。wearableと、枕元に置くnearableに分けられる。一般論としては、ウェアラブルで心拍数や呼吸を追跡している機器の方が、モーションセンサーなどを使っている機器よりも、睡眠のトラッキングには多少優れていると考えられている。しかしながら、専門家によれば、それも推定値に過ぎず、どちらも正確な睡眠の状態をトラッキングしてるとは言えないそうだ。
個人的にはFitbitを使って、朝になると一応睡眠のスコアをチェックしたりする。このスコアは、あまり正確でないことは知っている。だから、眠れない夜や更かしをして睡眠時間が短かった際でも良いスコアが出たり、よく寝たつもりでもスコアが低かったりすることがある。ただ一般的には長い時間寝るとスコア良くなるようだ。なので、気にしないようにはしているが、それでも、スコアが出るので毎日見てしまう。Fitbitは、睡眠トラッカーより散歩やジョギングの心拍計として使っているので、睡眠トラッカーは不要だが、付いているので仕方ない。
Fitbitの精度に関してはFitbit自体の研究結果ではあるが、Fitbitと医療用のモニタリング機器を使って60人の睡眠データを比較した結果のデータがある。70%の確率でデータが一致していると言う。
しかし、今年の3月にNature and Science of Sleep誌に掲載された研究では、FitbitやOuraリングなどの市販の睡眠トラッカーの性能は、医療用の顔や首にセンサーを取り付けて目の動きや脳の活動を測定する医療用の睡眠トラッカーと比べると、正確に睡眠を測定できていないと結論つけられている。
だからウエアラブルであろうとニアラブルであろうと、その数値は参考程度で、睡眠の実態を反映しているものでは無いようだ。機械が本当に眠っているかどうか、横になっているかどうかをトラッキングする事はかなり難しいそうだ。
だからFitbitのスコアは見るがあまり気にしないようにしている。一般的な知識としては、寝る数時間前からなるべくディスプレイを見ないことや早めに食事をすることなどより良い睡眠のための知識はある。だが、実際にそれができるわけではない。寝る前に、Kindleで本を読む習慣がある。それはiPadやパソコンなどのディスプレイに比べるとブルーライトが少ないのではないかと思っているだけで、実際はよく知らない。だから良い睡眠のために何もできていないのかもしれない。だからFitbitのスコアに一喜一憂しても仕方ない。
今朝はアルゼンチン対ポーランドを見た。メッシがPKを外して、どうなるかと思ったが、アルゼンチンは強かった。いよいよ明日はスペイン戦だ。