Life, every minute, is borrowed time.

by Shogo

今朝はエルはのんびりと寝ていて、こちらが先に目を覚ました。昨日の夕方、かなり強い地震があり長い時間揺れたようだが、ちょうど地下鉄に乗っていて気がつかなかった。昨年と同様の金曜日夕方でいやな感じがした人が多かったようだが、まったく気がつかなかったし、地下鉄も止まらなかった。

昨年の地震以来、何かが起こって日常が突然消えたり、当たり前のように続く時間が急に切断されるということがありえるということが身にしみて感じるようになった。そういう意味で生きているということは、借り物の時間で生活していることだ。

Gray’s anatomy  というアメリカのテレビドラマがCATVで放送されている。真剣に見ているわけでなく、時々ついているというような感じで見ていることもある。このところ真剣に見ているのは、Law& Orderと弁護士もののSuits、それからPerson of interestだけだ。

Gray’s anatomy はほんの時々で展開はよくは知らない。シアトルの病院もので、病院だから当然、人が死んだりするのだが、そんな出来事があった時の主人公のセルフが心に残った。Life, every minute, is borrowed time. 生きているとということは、1分1分が借り物の時間の中で生きていることだ。

その思いは昨年の震災とその後の原発事故の映像や報道で、同じように感じることになった。何かが起こって借り物の時間は今にも終わる可能性は常にある。問題は、その借り物の1分1分が充実しているかどうかということだ。今、急に何かが起こって借り物の時間が終わっても悔いはないといえるかどうか。たぶんそれは誰にもできることではないが、その努力をしているかどうか。

Gray’s anatomy の一番すきな役柄は、オマリーというちょっとできの悪いインターンなのだが、その同僚にイジー、イザベラの略らしいが、昔見ていた「ロズウエル」という宇宙人もののテレビドラマに出ていた キャサリン・ヘイグルという女優さんがいる。数日前に給料が高すぎる役者のランキングで2位になっていた。1位はエディ・マフィー。給料が高すぎるというのは、映画が大コケして給料の割に収益が上がらなかったということで彼女はそのランキングの2位だった。キレイナ女優さんだが、儲かるのはべつということのようだ。

話はそたが、借り物の時間のこと。今日も良い天気だが、夕方から約束があるので、それまでこの時間をどう使うか。1分1分を大事にしようと思うが怠けものには難しい宿題だ。

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