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西安の続き。鼓楼から降りて、また通りをイスラム教の寺の方に戻る。中心部に近い、この辺りは基本的には観光客相手の商売のようだ。
昨日の東京は昼間も日差しが強く、今年初めての真夏日だったが、夜になっても暑くて寝苦しかった。我慢はしたが余り暑いので1時間のタイマーでエアコンを使ってしまった。これからの真夏にどうするのだろう。 深夜は消費電力量が落ちているからまだ許されると言い訳。熱さのせいか夜の間に雨になって朝もまだ降っている。エルと一緒に起きてきたが散歩には行けそうにもない。
このところ、ようやく311以降の様々な事実が明らかになってきた。余りにもお粗末とひどい対応だったようだ。なかでも、事故直後の原発周辺の高濃度の放射性物質の観測結果が公表されなかったり、今まで続く避難地域以外の広い範囲での高い数値の放射線について何も対策がなされていないということに怒りを感じる。 将来、そういう地域で発生するかもしれないガンや白血病の患者は、政府の決定権のある閣僚や官僚を未必の故意による殺人の罪で訴えることができるのだろうか。
今週も続く政治のお粗末さかげんに怒りより絶望を感じる。日本はいつの間にか無くなって、秩序や規範や理想といったもののない、縄文時代以前の無政府状態になってしまったように思えてくる。