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西安の朝の散歩。おの街えも朝食前に歩くことにしている。そのまま、どこかで朝ご飯を食べてしまうことも多い。西安のホテルは街の中心部で、立派な建物の並ぶコンプレックスにあり、すぐ側は省の人民政府の建物があった。中心部ということで整然として美しいが、どうということないおもしろみのない景色だ。でも、中国のどの街でも見かけるように、太極拳をする人、朝ご飯を売る人を見かける。
3月11日の地震から一ヶ月経ったが、その一ヶ月目の日にまた地震だ。東京で震度4ということで、地震には慣れきてと思っていたが震度4には恐怖を感じた。東北では震度6規模の余震が続いているわけだから、人々の恐怖は想像するに余りある。
それから今日のニュースは原発事故当初に数万テラベクレルの放射性物質が放出されており、チェリノブイリと並ぶレベル7の事故になるというもの。一ヶ月経ってから分かるというのはどういうことだろう。放射性物質の管理や測定はどうなっているのだろう。そんないい加減なことだから事故が起こるような気もした。それから周辺の住民の健康問題だ。十分な配慮がされてきたのだろうか。そのレベルの放射性物質に曝された可能性はないのか。どうも今回の政府の対応を見ていると、住民の健康に配慮した対応が取られているとは思わない。健康の問題については不必要なほど安全サイドの対応を取ってほしい。放射性物質という目に見えない脅威への対応は必要以上に慎重になって欲しいものだ。