Girlhood’s end

by Shogo

我が家のエルは、2008年3月26日生まれなので、生後8ヶ月を過ぎている。写真は、11月30日撮影。

7ヶ月くらいで体は成犬並になるらしいので、もう立派な大人のはずだが、まだ精神年齢が追いつかないのか散歩に行ってもいろいろなものに気を取られて落ち着かない。 とは言っても毎日毎日成長しているので、今が少女期の終わりということなのだろう。

家に来た時は生後2ヶ月。ちょうど家に帰っていたので、新しい娘を迎えることができた。今は体は7kg近くあって体重制限の実施中だが、この時はまだまだ小さい。歩くのもよちよち歩きに近い感じで可愛かった。

帰った時しか写真を撮っていないので残念ながら写真はあまりない。家人はあまり写真は好きではないので私以外は写真を撮らないからだ。

犬の少女期の終わりは、きっと人間とは大きく違っている。人間は成長して一人の人間として生きていく事が求められるので、親のしつけや教育は、親と離れて一人の人間として人生を切り開いて行くために行われる。人間の少女期の終わりとはつまり、親から自立するためのものである。自立して生きていく意志と知識・能力・技術を身につけるが少女期の役割だ。

犬の少女期の終わりは、親の役割を果たしている飼い主と良好な関係で共同生活をしていくことが出来るようになることだろう。食事やトイレ、運動など決められたようにきちんと出来るようになり飼い主の手があまりかからなくなるのが理想だろう。人間の子供と違って、この先ずっと生活をともにしていかなければならないからだ。とは言え、馬鹿な子ほど可愛いと言うが犬の場合も当てはまるかもしれない。家人は朝から晩まで世話に追われているが、それを楽しんでいる部分もあるようだ。我が家に十数年ぶりに赤ちゃんか来たようなものだ。

エルは10月に避妊手術を受けたそうだ。実質的な母親である家人もずいぶん悩んでいたようだが、将来、婦人科系の病気で苦しむ可能性を考えると、、本人のメリットが大きいと判断したそうだ。手術する苦痛や自然ではない体にしてしまうことに反対する意見もあり、こちらも一理あるのだろう。将来本人が母親になりたいかどうか聞けないが、我が家では子供産ませたり、追加で育てたりという計画もない。エルの健康で問題のない犬生を考えた母親の結論だから正しいだろう。人間の子供と違って、親が生き方を決めてあげるしかない。

人も犬もいつまでも子供ではいられない。成長して自分の人生・犬生を生きていかなければならないのだ。だから、少女期の終わりは、うれしくもあり寂しくもあるのだが、エルも含めて二人いる我が家の娘は私たち夫婦の喜びの源になってくれるだろう。

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