クリスマスの新光天地 #1

by Shogo

今日はクリスマス。日本と同じでキリスト教徒は少ないが、少なくとも街はクリスマスツリーで一杯だ。天気も良く、ホワイトクリスマスにはならないらしい。

今日は別の商業コンプレックスの華貿センター。地下鉄一号線の国貿の東隣の大望路にある。北京の地理的な中心は故宮だが、近年は経済的にはやや東に移ってきている。CBDと呼ばれる経済地域は国望の駅のあたりにあり、三環路(第三環状高速)周辺にある。北京の外城が二環路に作り替えられたので、経済的な中心は歴史的な北京から外に出たということになる。

このため、住宅地も東へ東へと開発が進み、多くの人が東に住むようになっている。その意味で、華貿センターはオフィスと住宅の途中にあるように作られたのかもしれない。

華貿センターは、3棟の高層オフィスビル、マリオットとリッツ・カールトンの2つのホテル、新光天地というショッピング・モール、レストラン街、たくさんの住宅棟から成っている。私の同僚の北京の説明をまた引用すると、西単は若者の街、王府井は田舎から出てきた観光客が行く街、それで新光天地は、芸能人に会いたかったら行く街だそうだ。確かに、シャネルやエルメスをみんなが買いに行くわけではない。

北京のメインストリートの長安街に面したオフィス棟の前庭にはあまり人がいない。寒いからだ。ちらほらとイルミネーションで撮影している人を見かけるだけだ。

この敷地の東隣は大きな工場なので、東から歩いてくる人は少ない。後のオフィス棟もまだ空室が多いのか暗い部分も多い。帰る前に消灯したという可能性もあるが、8月に、知人の会社をここに訪ねた時にはまだ空室が多かった。だいたい多くの高級ショッピング・モールはそう賑やかではないので、当たり前のことなのだろう。それに夜だ。

長安街の西方向にタクシーで行けば、国望を過ぎて天安門まで20分ほどだ。

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