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紫竹院公園の蓮の後半。
日壇公園や他の公園でもあちこちで蓮を見かけるが、紫竹院公園が知っている限り一番広く蓮がたくさん咲いている。
蓮にも種類があるのだろうから、色が少し違うのも見かけた気がする。
花はどんな花も美しいが、蓮の水面からすっと伸びて咲く様は気品があるように見える。
まだまだ蕾も見かけるので8月中も季節なのかもしれない。
街中では観賞用として花が、食品としてその実が売られている。
紫竹院公園そのものは、元の時代に水利のための運河を作った際に貯水池として作られた池がもとになったそうだ。
元の都の大都は、今の北京より南西にあったので、この紫竹院公園の辺りが貯水池として便利だったのだろう。
さすがに暑いせいか、6月にこの公園に来た時よりも人が少ないような気がする。花の咲く公園で撮影に熱心なカメラマンを良く見かけるが、この日は1人が三脚と長い望遠で撮影していたのを見かけただけで、ちょっと違う。やはり暑すぎるのか。
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