景山公園から北池子大街

by Shogo

昨日の景山公園の散歩の続き。

昨日の花はライラックと
nikkin
さんに教えていただきました。


こまちゃん
さんには楽しそうな裏側のことを教わりました。ありがとうございます。花は咲いてみんな楽しそうでも、問題は問題としてあるということですね。

お気軽な外国人はそんなことに関係なく、物見遊山の散歩を続けます。 故宮の正面の、景山公園の南門ではなく、東門をでて故宮の方向に向かう。歩道のそばの細長い遊歩道から賑やかな鳥の鳴き声が聞こえてくる。

故宮堀.jpg

この時期によく見かける景色が見える。公園でペットの鳥を木の枝にかけて鳴き声を楽しんでいる人と、こちらは一年中だが将棋やマージャン、トランプをしている人たちだ。

故宮堀 (1).jpg

この人たちはこれを同時にやっている。鳥の鳴き声がうるさいほどだし、ライラックの花の色、新緑それと木漏れ日の光のせいで、まるでルノアールの絵を見ているような感じだ。

故宮堀 (2).jpg

こちらのお二人は鳥について話しているようだ。

故宮堀 (3).jpg

道路を反対側に渡ると故宮のお堀端だ。こちらも、桃と桜のような木が満開だ。

故宮堀 (4).jpg

花だけではなく、木々の新緑も輝いている。

故宮堀 (5).jpg

夏のような日差しが降り注ぐ。半袖、短パンで歩きたい気分だ。

故宮堀 (6).jpg

風もなく水面は鏡のように静かだ。

故宮堀 (7).jpg

同じ場所から数ヶ月前に凍った水面を撮ったが、あれから三ヶ月ほどたったのだろうか。遠い昔のような気がする。

故宮堀 (8).jpg

右手の山の上に万春亭が見えている。靄がなければ、正面にCCTVのテレビ塔が見えるが見えない。左の遠くの建物は故宮の北の端の神武門。

故宮堀 (9).jpg

故宮堀 (10).jpg

この辺りから、北池子大街(ベイ・チ・ズ・ダ・ジエ)という通りに入る。 夏には緑の並木の静かな通りだ。学校や出版社などが並んでいてちょっとした文教区という感じだ。

故宮堀 (11).jpg

故宮関連の歴史的な建造物も並んでいる。

故宮堀 (12).jpg

竜爪槐も芽吹いている。赤い壁は小学校。故宮堀 (13).jpg

北池子小学校の門。

故宮堀 (14).jpg

立派な建物もいくつかある。

故宮堀 (15).jpg

並木が緑に包まれるまで後少し。

故宮堀 (16).jpg

夏にこの通りの木陰を歩くのが気持ちよかったことを思い出す。

東京に歌舞伎町があって新宿御苑があるように、北京にも汚い路地ときれいな公園がある。北京も東京もいろいろな顔を持つ大都市だ。

この時期に外を歩くのは東京だと花粉のためにつらいのだが、北京では花粉は無い。ただ問題は、雪のように柳の綿が舞っている。柳絮(りゅうじょ )というもので、タンポポの綿毛のように柳の木の種を飛ばしているのだそうだ。中国語だと、リュウ・シィという感じ。すごく細かな綿が粉雪のように舞っている。大きなものは吸い込まないが、細かな綿毛は吸い込んでいるのだろう。時々くしゃみがでる。

 

 

You may also like

Leave a Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!