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中国美術館外観
中国美術館
散歩の途中で北京美術館へ寄ってみた。ジムで8km走ってさらに歩いた後だったので、特別展だけを見て帰った。建物は中国風の建物で、故宮などと同じような瑠璃の瓦が使われている。土地の広い北京なのに前庭が狭いのでせっかくの建物があまり印象的に感じない。
中国美術館の周辺には画材などのお店が並び美術エリアを構成している。北京には他に、大山子芸術区や酒廠芸術園というアートギャラリーの集まったエリアもあるが、商業的なエリアなので美術の大きな公共施設はほぼここだけだ。というかあまり北京のアートシーンは良く分からないし、行ったこともない。せいぜいお土産屋の書画くらいしか見ていない。
中国美術館ではたまたま、書道家の作品展と本土と台湾の洋画家の作品展をやっていたので覘いてみた。
王克挙(挙の字は、下の手の部分がキをまっすぐにした字) ワン・クジと読むのだと思う。
中国の油絵の歴史は良く分からないが、この人の作品には中国の文化の伝統が生きているような感じがした。力強いタッチと色使いが心地よく、しばらく見入ってしまった。
王建会という書道家の作品
書は良く分からないが数十人の書道家の作品が展示されており、なかなかの迫力。書にもいろいろなパターンと書体があり見ていて飽きない。何人かの気にいった書道家の作品のうち、王建会という人の作品。力強くて温かみのある字のように感じた。