改札口
地下鉄の混雑
10月の5号線の開通と3元から2元の値下げのために、地下鉄の混雑は一層激しくなったそうだ。同僚も、家から地下鉄で通うが、1号線の部分は、1号線があまりにも混雑するのでその区間はバスを使っていると言っていた。私は朝はタクシーか徒歩で地下鉄には乗っていない。私が地下鉄に乗るのは昼間か週末でラッシュ時は避けている。
利用者急増
Cityweekの記事によると、10月は2001年に記録をとり始めてから初めて、車を利用する人の数を公共交通機関を利用する人の数が追い越したそうだ。地下鉄の毎日の利用者平均は248万人に達し、10月以前の9ヶ月の平均に比べ、58%も増加したそうだ。4路線しかない地下鉄にしては利用者は多い。5号線が開通して利用可能者が増えたことと値下げの影響が大きいのだろう。どこまで乗っても2元といのは東京の地下鉄と比べると本当に安い。
北京の人は皆、善人?
下の写真のように、北京の地下鉄には出口に出札や柵などがない。誰でも入って行けそうだ。料金は一律2元で、一度入ってしまえば料金や切符のチェックはない。まして朝晩の混雑の際には誰もコントロールできないと思う。
出口は出札なし
アメリカやヨーロッパの鉄道では入出札はないが、地下鉄では入札はあり出口も逆行できないようにドアがある。しかるに北京では、出口はワイド・オープン。出口から入りたい誘惑に駆られる。でも誰もそんなことはしていない。善人ばかりに違いないと思った。あるいはすごい罰金があるのかもしれない。死刑ではないにせよ相当の重罪ではないかと推察する。
カードの読み取り機
日本のパスモに相当するカードを買うと、一回乗るごとに2元ずつ減っていく。カードの保証金は20元で金額は任意の金額をチャージできる。このカードの普及と関係あるのだろうが、あちこちの駅にカード専用の入り口が設置が始まった。もしかすると入出札を始めるのかもしれない。その場合には一律2元という料金も見直されるのかもしれない。今のシステムが性善説によるのか手間が面倒だったからか理由は分からないが、そう遠くない将来変わりそうである。