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王府井書店と群がって英語版を買う人々
ハリー・ポッター最終巻
いよいよ、最終巻が本日発売になった。北京の発売時間は21日午前7時。
王府井書店に行った12時過ぎにもまだ、人が列になって英語版を買っていた。
値段は正確にはわからないが、100元札を何枚か握って列に並んでいるので
200元以上の値段のようだ。他の物価を考えればかなりの出費だ。
違法版
ネット流失やそれを基にしたニューヨークタイムスの書評などが話題になっているが
偽物が幅を利かすこの国でも、本の偽物は原価が高くなりすぎるのか、あまり無い
ようだ。
英語熱
中国の大学生は、中国の英検の4級というのを取らなければいけないこともあり
英語熱はかなりのものだ。もともと教育熱心なお国柄に加えて、一人っ子政策で
子供にかける教育費は少なくないのだろう。この書店でも、英語関連の教育書は
幼児対象から大学生対象までかなり充実している。ハリー・ポッターを英語版で
買い求める人は、そのような英語教育の一環のひとも多いのだろうと想像される。
書店の前にはステージもあり、7時に何かイベントも開かれたようだ。