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遠近法
東中街にあるこのビルは、縦の柱がポイントだが、これが遠近法を利用していて高く見せている。
また、他では見ないのに北斜線のために北側が低く抑えられている。それほど大きなビルでは
ないが、シンプルでモダンなファサードから来る印象は大変好ましい。
中国のビル
上海のビル群ほど凝った作りにはなっていないが、疑似ヨーロッパ、疑似ロマネスクのビルは
北京にも多い。それらのビルは周りの環境から浮き上がって滑稽に見える。先週、The Placeと
言う新しく開発されたコンプレックスに行ったが、ここはディズニーランドだった。ディズニーランドと
いう例えは、作り物が見え見えという意味である。安っぽいイミテーションの雰囲気が辺り一帯を
現実世界から切り離しているように感じた。資本主義のテーマパークを目指しているとしたら
それはみごとに成功していた。
シンプル
そんな中で、この東中街のビルはシンプルかつビジネスを感じさせるビルだ。