ようやく体調も回復してきた。今週から新年会やら年末に異動した人の送別会も始まり、やや忙しい。て言っても夜のこと。昼間は新年だから特に忙しいということもない。
間があいてしまったが潭柘寺の続き。2012年になってしまったので3年前の写真になる。2009年4月に帰国を控えてあちこちに行った時の写真がまだたくさんあるが、潭柘寺もそのひとつ。北京の郊外の寺で、北京の町ができる前から寺はここにあったそうだ。現在でも宗教的にも活動しており参拝に訪れる人は多い。
寺は山の中腹に建っており、山門を入ると広場などもあるが、段々と昇っていくようになっている。1700年前にはこの山の中の場所から少し東に行けば、現在は北京になっている広い平野が広がるが、そこに寺を建てないで山の中にした理由がよくわからない。日本などで寺は山の中にあるケースが多いが、それは人里離れて修行ができるようにというような理由もあると思われるが、この寺の創建時には廻り数百キロに町はなかった。どういう理由なのだろう。
昨日の日経のニュースに驚いた人は多い。見出しが「フィルム部門消滅」だ。中を読んでもフィルムのことに言及はなく、企業向けと消費者向けの二つの部門に再編成されるという内容だった。それでKodakのサイトでニュースリリースを読むとフィルム関連は、どちらの部門でも取り扱い、単にフィルムという名前のついた組織が無くなっただけのことだった。
日経的には創業時のビジネスの部門が無くなったということがニュースなのだろうが、フィルムが無くなるのではと毎日心配している人にとっては、フィルム消滅と読めてしまう。不親切かつ煽り系の記事づくりで、東京スポーツと同レベルということだ.Kodakの株価は少し回復して火曜日の終値は60セント、水曜日の始値は71セントと先週末の39セントから少し回復しているが、まだまだ1ドル以下は変わらない。