肇興の夜 #4

by Shogo

土曜日はいつものようにやっぱり終電。帰ってテレビを見たりして夜更かししたので、早く起きたエルをリビングに出して二度寝。でも7時には起きてしまった。

暗室をそのままにしてあったので、低い号数と高い号数の光を当てて黒をしめる実験をした。ネガによって時間のバランスを発見するのが難しいが、うまくいくといい黒がでた。もう少しこの方法を検討してみよう。特にコントラスが強すぎて低い号数で焼いて軟調になっている場合の黒のしまりの悪さの救済には良さそうだ。

肇興の夜の続き。屋台に座ってビールを飲みながら商売を見ていると、買い物に来たのは子供ばかり。お使いで家族の分を買いに来たわけではなく、数本を買って食べている。夕食の時刻はとっくに過ぎているので夜食ということか。

何の肉か聞かなかったので焼き鳥かどうかも分からないが、焼き鳥のようなものに塩と唐辛子をかけて焼いている。美味しそうだったがお腹が一杯で私は注文をしなかった。

そのうちに店の女性の家族なのか、男が二人現れて話し始めたので私は退散してホテルに戻った。

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