188
琉璃廠は天安門の南西の方にある街で、書画や文房具、印鑑屋などがあり古いきれいな町並みで観光地となっている。琉璃とはガラスのことで故宮の瓦に使われている黄色の瓦などを焼く工場があったので琉璃廠というらしい。
地下鉄の和平門からあるいて10分ほど。街は東西の通りになっていて、垂直に南北に貫く大通りの南新華街によって、琉璃廠東街と琉璃廠西街に分けられている。上の写真は東街。
東街にも画廊はあるがどちらかというと雑貨やアンティーク風のものなどのお土産物屋が多い。
西街は書画や文房具など多く売られており、書の教科書などがたくさん売られている。私が名前を見たことのあるような有名な書道家やたくさんの書道家の作品がお手本として売られているようだ。ビデオCDで、書や絵の書き方を説明するものが売られていて、中国語が出来るのならほしいと思った。
西街をさらに西に行くと、琉璃廠の立派な店構えのお店ではなく、より零細な骨董品風のものや書画の複製品を商う店の並ぶ通りになる。
骨董品といっても本物である保証はまったくない骨董風のお土産が中心。何も信じないほうが賢明だろう。
立派な何万元もする印鑑も作れるが、路上で作ってくれる職人もいる。