コーヒーの健康効果

by Shogo

朝起きてコーヒーを飲まないことはまずない。コーヒーがなければ買いに行くか、飲めるところに行く。いつから始まった習慣かわからないが、高校生の頃からだろう。そう考えると、すでに50年以上同じ習慣を持っていることになる。

会社員時代は、コーヒーを飲むのが仕事と言うほどコーヒーを飲んでいた。朝、会社に行くと同僚と一緒に近所にコーヒーを飲みに行く。昼間は、訪問先や来客の際に社内や喫茶店でコーヒーを飲む。これが1日に2、3度ある。社内の会議があると当時は、社内の喫茶室からコーヒーを出前してもらう。これが、普通だった。

これを合わせると朝のコーヒーを入れると、日に6杯から7杯と言うことだ。この頃は、コーヒーのような焙煎した、つまり焦げたものは、がんの原因になると一般的に思われており、コーヒーを飲むことの罪悪感を感じていた。今と違ってカフェインのことは考えもしなかった。単にがんになるリスクだけがコーヒーの問題と考えていた。

しかしその後、たぶん今世紀になってからコーヒーについて研究が進み、コーヒーはがんの原因どころか、多くの病気の予防になると考えられになった。

コーヒーに含まれている何千種類もの、化学物質は、健康に良い影響があると言う研究が数多くある。例えば、コーヒーにはポリフェノールのクロロゲン酸が含まれており、それが血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞などの病気の予防になると考えられるようになっている。これを知ってからコーヒーを飲むことに罪悪感はなくなった。むしろ、健康のために飲んでいるというように考え方が逆転した。

しかし、若いときにはあまり気にしなかったカフェインのことが気になっている。カフェインを大量にとると、頭痛や胃酸の逆流が起こると言うが、今までそのようなことを経験していない。実際にカフェインの耐性は人によって違うようだ。

カフェインの過剰摂取は通常1万ミリグラムのカフェインを摂取する必要があり、これはコーヒー50杯から100杯に相当するそうだ。とても、その量のコーヒーを飲む事は無い。だが、アメリカのFDAは1日に400ミリグラムのカフェインと言う基準を持っているようだ。スターバックスのトール・サイズではカフェインは235ミリグラムだ。だから、スターバックスのトールを2杯飲むと400ミリグラムの基準を簡単に超えてしまう。多分たくさん飲む日は確実にこれを超えている可能性が高い。

通常は、カフェインは血液中から排出されるのに、2時間から10時間がかかると言う。これを考えると午後にはコーヒーが飲まないほうがいい。だから、最近はコーヒーは午前中だけにしている。とは言いつつも、人と会ったり大学の中でもカフェテリアで話したりすると、コーヒーを飲んでしまうので、午後にコーヒーを飲むことが多い。これはやめた方が良いのだが、コーヒー好きは、ついついコーヒーを頼んでしまう。

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