三江の市場の続き。どの食材も新鮮そうだ。一番新鮮なのは生きている家禽類だというのは冗談です。大根がなぜか寸詰まりの違う形に見えるが、これは日本の普通の大根と種類が違うのだろうか。茶色い茸も椎茸ではなく違う種類なのだろうか。アメリカでもあれはshiitakeだったが、ちょっと丸い形のようで椎茸ではなさそうだ。
色々なものが売られているが、色々な植物の種も売られている。これは、植物というより野菜を栽培するためのようだ。
桶の中の魚は大きな物でよく見てみたが、何の魚かよく分からない。大体、日本人は海水魚ばかり食べているので淡水魚のことをよく知らないものだ。
先日、中国の肉の消費についてご質問があったので中国人の友人に調べて貰ったのだが、消費量は、多い方からは、豚、鶏、羊、牛の順といういうことだ。豚が多いと思っていたが事実だった。2007年に北京に行った年に豚肉の値上がりが問題になっていたが、それだけ重要性が高い方だろう。日本に比べて牛肉が少ないが、それだけ重要でないからかもしれないが、あまり美味しいと感じなかった。それ以外の肉は中国の方が一般的に美味しいと感じた。ただし、この消費量は地域や宗教の関係で変わる。イスラム教徒が多い地域では豚肉の消費量が減って羊肉が増える。また、内蒙古のように羊の生産地では羊肉の消費量も増える。
価格では、一般的に 羊、牛、鶏、豚ということ。豚の消費量が多いのは価格が安いということもあるかのしれないが、むしろ政府が重要性の高い豚肉の価格を抑制しているという可能性の方が高いと思う。羊が一番というのはちょっと意外だった。
今回で三江の市場はようやく終了。貴州の旅行も終わりが近い。忙しい週を乗り切って美味しいビールを飲んで週末に入ったがやや疲れ気味。でも今日は先日来のプリントに取り組まなければ行けないのでのんびりしていられない。とりあえずエルと散歩に行ってこよう。薄く曇りの空が見えている。温度も昨日の暖かさから比べると下がっている。