北京に戻って1週間、青空が見える日が多い。政府のオリンピックに向けての工場の操業規制や車の規制が効いているのだろうか。それとも単なる偶然か。19日には地下鉄が3路線開通し、利便がました。そして、昨日の日曜日から車のナンバープレートの偶数、奇数での使用制限が始まった。日曜日にタクシーに乗ったのだが、通常10から15分かかるところが5分で着いた。日曜日ということもあるが、国貿の辺りの第三環状高速路は休日でもいつも混雑していたので、規制の効果はあるようだ。もっとも土曜日も車は少なかった。
出かけたついでに、三里屯の辺りを散歩した。三里屯はバーストリートだが、やや北の辺りは、森林に囲まれた大使館街になっている。そして、メインの通りには大使館に使われていない土地には、カフェやレストランが並ぶ。その通りを北の方でタクシーから降りて南に向かって歩く。
日差しは強いが、日本に比べて湿気が少ないので木陰の道を歩くのは気持ちが良い。
バーストリートより北側に少し離れているので、大使館街は人通りが少ない。
カフェ以外にも商店が並ぶ。この写真のドアのようなものは干してあるのか、ディスプレイされているのかどちらだろう。
バーストリートに近いファッション関係のビル、3・3まで歩いて来た。やはり休日の昼間だからか歩いている人は少ない。
この通りにはいくつも開発中のビルがあり、いくつかはすでにオープンした店もあるようだ。
三里屯の通りと工人体育場北路の交差点の大規模開発の三里屯ビレッジはすでに開業が近いのか、建物は完成しているように見える。
この巨大なコンプレックスは、隈研吾などの日本人建築家やデザイナーも参加しているようだ。すでにいくつかの店はオープンして営業を開始していた。
表通りに面したアディダスの巨大な店はすでにオープンしている。手前のユニクロはまだオープンまで暫くかかるようだ。
アディダスの奥では、北京で初めてのアップルストアがオープンして人が群がっている。並んでいる人に黒い傘を貸し出しているようで、結構親切だ。
まだ、iPhoneは中国では発売されていないはずだ。中に入って確認はしていないが、年内には発売という記事を 前に見た気がする。中関村という日本の秋葉原のような場所では、前から4000元(約6万円)で売られている。これはアップルの許可無く、勝手に改造して中国で使えるようにしたものだ。ちょっと怖くて手は出さなかった。
やはり日向は店に入るために待って立っているには暑すぎる。
アディダスの店のディスプレイに"Celebrate Originality"と書かれていて笑ってしまった。そう言いたい気持ちは良く分かる。この写真の奥の、三里屯ビレッジの西隣は秀水のようなニセモノをたくさん扱っている、ニセモノ市場の大きなビルがあるからだ。