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后海の続き。湖沿いから胡同に入って歩く。
后海公園を南に出て胡同に出た場所。 通りの名前は羊房胡同(ヤン・ファン・フウ・トン)。羊房胡同は、西の徳勝門内大街から東の后海南沿と柳萌街の三叉路までの500m程度。有名なレストランもあるが通常の店やレストランが並ぶ。
羊房胡同をさらに歩く。タクシーや車がどんどん抜けて行き、想像した静かな通りではない。いや、多分静かな通りなど北京にはないのかもしれない。夏になって木々に緑が繁れば印象が違うのかもしれない。
やはり、ここも工事。
こちらでは麻雀を楽しむ人たち。一人で写真を撮って歩いているネクラと違って、なんか楽しそう。私も出来ればこちらに参加したいが、中国の麻雀は日本と少しルールが違うらしい。川に捨て牌しないので、フリテンが無いと聞いた。
このあたりで東西に抜ける便利な道路なのかいろいろなひとが行過ぎる。
門の引き手はどこも日本人が見ればユニークだ。
隣家が工事中で境界でもめているのか大声で長い間怒鳴りあっているが、でも写真を撮ったのは、黄色い散髪屋のサイン。
どの家も玄関先の縁起物の飾りは忘れない。
警察の電話らしいものもある。 警察の電話番号が書かれている。
お店はあるが、このあたりの店は観光客向けではない。岸辺のカフェとはだいぶ違っている。
道路もまだ工事の途中。これから舗装をするようだ。
柳萌街(リュ・イン・ジエ)は名前の通り、柳の通りだ。そばの説明を読むと現在の中国の建国前は清の宦官、李広の屋敷があったので、そばの橋が 李広橋で通りは李広橋通りと呼ばれていたらしい。建国後に柳を植えて今の名前に変わったという説明だ。清の時代の宦官とは通りに名前がつくくらい大物だったようだ。
この後も、胡同のなかをさらに東に歩いたのでまだ続く。