どんなガイドブックにも出ている有名店、「都江源」(ドゥジァンユァン)に行った。場所は南鑼鼓巷のかなり東。タクシーが南鑼鼓巷から道の狭い胡同をかなり走ってやっと着いた。四合院を改造しているので、店の作りは前に行った新紅資倶楽部と似ている。狭い玄関を抜けるとレストランになって、そのレストランを抜けると中庭がある。
フランス人と中国人のカップルが経営しているということで、フュージョンぽい料理を想像していたが、完全な中華料理、ただ特にどこの料理とも思わなかった。料理はコースのみでアラカルトは注文できない。ワインのメニューも中華料理店としては、充実というほどではないが十分。特に高価なワインを飲むわけでもないので十分すぎると言った方が良いか。このあたりにフランスが出ているのかもしれない。
コースで、一皿一皿凝ったプレゼンテーションがあったりするので、このあたりもフランスかもしれない。飲むのと食べるのと喋るのに夢中で数は覚えていないが10品以上はあったような気がする。例によってほとんど写真は撮っていない。最初の数品の写真を撮った後は、アルコールと食欲のためにカメラについての記憶はなくしたようだ。
鴨肉の炒め物
竹の食器。他の食器も中華料理店の食器ではなく、いろいろな形の和食器のようだった。
落ち着いた照明とインテリアで雰囲気も良く食事ができる。外国人が多く、大声で喋る中国人の客がいないせいか静かだ。
後で見せてもらった、四合院の中庭に臨む二階の個室。人数が多く、高い方のコースを注文すると使わせてもらえるそうだ。中庭も季節の良いときは使えるそうなので、中庭での食事も、春や秋にはよさそうだ。
夜はコースは、188元と250元の二種類。ランチのコースもあるがこちらは値段を聞かなかった。