一元硬貨

by Shogo

一元硬貨

前に上海に行くと釣り銭に渡され、重くなるのでいやだった。生活を始めたのが北京で北京では一元硬貨をほとんど見かけないから慣れの問題かもしれない。一元紙幣のほうが束にして持つのが楽のような気がする。北京ではまったく一元硬貨を見かけなかったのが、年明けから二度も釣り銭に渡された。これが私だけのことかもしれないが、北京でも硬貨を流通させようとしているのだろうか。

北京の地下鉄は一律二元だが、上海は地下鉄が距離別に切符を買う必要がある。この切符を硬貨で自動販売機で買えるから硬貨は便利だったりする。また北京には全くない自動販売機も上海にはあるから一元硬貨は、それなりに流通している。

北京の人は一元硬貨をもらっても使い道が無いから一元硬貨を嫌う。私も好きではないので鞄のポケットに投げ込んであり、つい使い忘れてしまう。2月から北京も地下鉄の料金が距離制に変わるので、パスモのようなカードを使わないで、都度チケットを買うような人には必要になるのかもしれない。地下鉄のチケットの自動販売機は今はなく、人が売っているので、それがどうなるかも知らないが。

中国では、お金の単位は、元(約15円)があり、その10分の1の角(約1.5円)があり、さらにその10分の1の分(約0.15円)がある。私が面白く思うのは、スーパーなどでお釣りに分の単位が出たときにレジに分のお釣りが無いときに切り上げて元や角だけでお釣りをくれることだ。日本では金銭のやりとりには正確なので、切り上げるようなことはあり得ない。逆に切り捨てられることもあり、切り上げてもらったことがあるスーパーなので、そういうことかと思ってあきらめた。金額にして1円にも満たない話だ。でも日本ではあり得ないと思う。

この角と分は硬貨が中心で、角については紙幣もある。分は硬貨しかない。日常生活では元は、「块」(クゥァイ)と呼ばれ、角は「毛」(マオ)と呼ばれる。一元五角は、一块五毛という訳だ。

この冬二度目の雪

天気レポートみたいになってきたが、この数日、天気の変化が激しい。霧、晴天、雪と目まぐるしく天気が変わる。昨日は朝から細かな雪が降り、昼までにはかなり積もった。気温が低いので、雪は粉雪の様な雪で降った後もさらさらして、風に舞っている。

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