Bob Dylan “No Direction Home”

by Shogo

60年代のボブ・ディラン

このDVDで見るディランは、私が伝説として知っているディランだ。有名なニューポートでの

野次られて、エレキギターをアコースティックギターに持ち替えて戻るシーンもある。これは

伝説として有名だが、このDVDを見るまで、それが事実で映像も残されていたとは知らなかった。

ディランのファンなら見なければいけないDVDだ。

Wikipediaには下記の記述がある。

「ニューポート・フォーク・フェスティバルで、ディランはバック・バンドを従えてステージに

上がったが、従来のスタイルを希望するファンからブーイングを受けて、数曲演奏したのみで

ステージを降り、その後一人でアコースティック・ギターを持ってステージに戻ったという

エピソードが残されている。しかし、これはあくまでサイ&バーバラ・リバコブの伝記に

記述された、ややドラマティックな脚色がもたらした風説であり、実際には歓声もあって、

バンドで用意した曲だけでは時間が余ったため、アコギで再度ステージに戻って数曲を

披露したに過ぎないという証言も残っている。」

後半の説については、このDVDを見ると、前後のコンサートでの野次られ方も含めて、事実とは違うと思う。

70年代のボブ・ディラン

個人的には、「ローリング・サンダー・レビュー」の頃が一番好きだ。その流れで、1978年の

来日公演には熱狂したものだった。その頃のアルバム”Desire”は、好きなアルバムだ。

90年頃のボブ・ディラン

1989年に留学中だったので、始まったばかりのボブ・ディランのツアーを見に行った。

ディランを含めて3人編成のコンサートで、はっきり言って良くなかった。あるいは

求めていたディランとは違った。その数年後、ボブ・ディランの30数年記念コンサートを

テレビで見たが、彼の曲をカバーする他のアーティストは素晴らしかったが、最後に

出てきた彼はひどかった。

最近のディラン

最近のコンサートをテレビで見る機会があったが、90年前後の低迷から(あるいは

私の好みから)脱した感じがして、次に機会があればコンサートに行きたいと思って

いる。今は、このDVDと「ローリング・サンダー・レビュー」をよく聞いている。

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