秀水街 Silk Market

by Shogo



外観、但し裏側から

秀水街へ行った。買い物というより近所に行ったので時間つぶしだ。今回が2回目だし

様子が分かっているから散歩の感じだった。相変わらず込んでいる。歩けない。歩けないのは

道まで出て商談していたり(値切り交渉)、立ち止まって店を見ていたり、店の人が服の袖を

引っ張りに来るからだ。

実験

昨年、ニューヨークへ行った時に買ったTommy Bahamaのシルクのアロハの偽物があったので

交渉してみた。ニューヨークのブルーミング・デール百貨店で110ドルくらいだったはずだ。偽物にも

110ドルの値札が付いている。結構凝っている。値段を聞いてみると、110ドルだから、850元だと

言う。高いというと500元にするというので、また高いと言う。いくらなら買うかと聞くが答えない。

OK、OKと叫びながら350ドルにするというので、「シェシェ」と言って歩き始めると、後ろから

追いかけて来る。100元とこちらが言うと頷く。ここまで3分。これが良い買い物かどうかわからない。

もしかしたら50元位まで行くのかもしれない。

偽物

交渉の前に見本に手で触ると、絹は絹のようである。専門家でないので本当に絹か

どうかわからない。絹のようだということだ。本物はアロハの模様が縫い目で模様が正確に

合っているが、偽物は模様は合わせていなくてバラバラだ。本物は確実に絹だし、

1万数千円するから大事にするがこれは偽物で1600円だから気軽に着られる。

偽物の罪悪感はあるが自分用に1点だから許してもらいたい。

念のために

商品を受け取る時に、念のために見本と同じ材質かどうか袋から出してチェックした。ここでは

騙される奴がいけないのだ。相手は20歳前の女の子だが、百戦錬磨で何千人もの観光客を

騙してきたはずだ。でも騙された方も、Tommy Bahamaを何分の1かの値段で買って

それなりにハッピーだったはずだが。



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