健康法の俗説

by Shogo

世の中には俗説がたくさんあり、それが正しいものもあり、正しくないものがある。健康についての俗説も同じで、間違っているものもたくさんある。コーヒーががんの原因になると言うのも同じで、研究の結果、間違いが証明されることもある。今やコーヒーは、健康に良い飲み物の1つとなっている。

同じように、新鮮な果物や野菜は健康に良く、缶詰や冷凍食品、乾燥食品の果物や野菜に比べて、はるかに栄養価が高いと言う俗説もある。これについては、缶詰、冷凍、乾燥した野菜や果物も、新鮮なものと同様に栄養価が高いと言うことが研究の結果わかっている。多分失われているビタミンCなどの栄養価があるにせよ、健康効果はあまり変わらないという。ただし、それらの缶詰、冷凍、乾燥した食品に、砂糖、塩、脂肪などが加えられている場合には、その限りではない。

それから、油抜きダイエットがあるが、これも必ずしも正しい健康法ではないという。高脂肪食と高コレステロールの相関関係はあることは研究の結果明らかだ。だが、と言って脂肪分を精製された小麦粉や白米、砂糖などで置き換える事は、肥満の原因となり、健康には良くない。

確かに飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は、心臓病や脳卒中のリスクを高める。しかし、オリーブ・アボカド・ナッツ・種子に含まれる一価不飽和脂肪酸やひまわり・くるみ・魚・アマニなどに含まれる多価不飽和脂肪酸などのは、健康的でいくつかの病気のリスクを引き下げることがわかっている。このために上記のような食品の脂肪を取る事は、むしろ健康にも良く腹持ちも良いので、ダイエットに役立つ。

同じように事実と違う俗説が信じられているのは、何も健康法だけではない。政治や経済の分野も同じで、俗説を鵜呑みにせずに、自分で調べるような姿勢が必要だろう。

今日は雨が降っていて比較的暖かい。といっても4度。明日からはこの冬1番の寒波がやってくるらしい。今週末から期末試験のため、みんながコロナやインフルエンザに感染することなく無事に終わってほしいものだ。

今日も引き続き卒論読みと修正が続く。

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