潭柘寺 Tan Zhe Si #2

by Shogo

昨日の午後から冷たい雨が降っている。昨日も寒い一日だったが、今日も雨で寒そうだ。このところ雨の日が多くて散歩にいけない日が多い。例年に比べて雨が多い気がするがどうなのだろう。

潭柘寺の続きだが、いくらお金を払ったか覚えていないが、お金を払って寺の名前が書かれた石の門をくぐる。日本では寺の門は大抵は木でできているものだが中国では大抵同じような石の門だ。それから、中国のお寺に行って驚くのは入り口の極彩色の武将のような像。派手でしかも大きい。日本なら運慶快慶の金剛力士像が普通のような気がするが、あれは日本だけのものというか、 運慶快慶の創作物なのだろうか。大抵は中国に原型があるものだと思うが。

日本に仏教が伝えられて、最初は半島の仏師が仏像を作っていたが、だんだん国産になるとデザインが日本化したのだろうか。それにそもそも宗教としても神仏習合で明治までは日本化していたので、似たところがあっても基本的には別と考えて良いかも知れない。日本人は形を真似て中身は入れ替えてしまうようなことが得意だ。これを何というのだろう和魂洋才というのかカレーライスというのだろうか。ともかく、中国で仏教の寺に行くと雰囲気の違いに驚くことが多い。

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