写真の日

by Shogo

写真の日は6月1日だが、これは日本で最初に写真が写された日と思っていた。調べてみると、いつものようにwikipediaだが、それは間違いで正しくは、日本で写真が写された最初は1857年9月17日だったそうだ。でもいまさら写真の日は変えられないので6月1日のままだ。

wikipedia———————————————————————————————–

「日本写真協会内の「写真の日制定委員会」(そのメンバーは梅本貞雄など)により、1951年(昭和26年)に制定された。

昔の文献によると、天保12年(1841年)6月1日に、はじめて日本人により写真撮影がなされた(島津斉彬を写した)とされていたため、この6月1日を「写真の日」とした。しかし、その後、この点は間違いであることが判明した(正しくは、安政4年(1857年)年9月17日であった)。ただ、いったん定めたこともあり、そのまま6月1日が「写真の日」とされている。

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フランスでは、ダゲールの発明したダゲレオタイプの特許をフランス政府が買い上げて,、誰でも写真を撮れるようになった1839年8月19日にちなんで、8月19日が写真の日だそうだ。

個人的には写真の日はニエプスが初めて写真の定着に成功した1824年9月16日にちななんで9月16日にすべきだと思っている。この日に撮られた写真は今で残っている。オリジナルはどこにあるか知らないが写真の歴史のくだりではどこでも使われる有名な写真だ。

カメラの原理は紀元前からあり、カメラは長い間使われてきた。多くの画家が使ったとされる。風景などの対象の輪郭をトレースしたのである。フェルメールも使っていたと推測する学者もいる。問題はそのカメラで写った画像を定着して残す方法がずっと見つからなかった。多くの人が挑戦して完成することができなかったが、フランス人のニエプスが、 1824年9月16日にアスファルトを使った原版に写真を定着させることに成功した。一般的にはこれが人類最初の写真とされている。

このニエプスの技術に興味をもったダゲールが協力を申し出て共同研究を行っていたが、ニエプスは急死してしまったために、ダゲールがダゲレオタイプとして完成させて特許をとったようだ。それがフランス政府に買い上げられてダゲールは世界最初の写真のダゲレオタイプとして名を残すこととなった。

この話に教訓も結論もない。だが、なんとなくニエプスが かわいそうなので、写真の日は個人的に9月16日だと思っている。

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